長かった休暇もいよいよ今日で終わり。
振り返ってみれば沢山の人に会った一週間でした。
ちなみに次回紙芝居は2月2日の下北沢天狗祭りです。
この日はめっちゃ人が多いので押しつぶされないようにして
やりたいと思います。
お昼13時からです。
場所はいつものi-PARKという駐車場。
スニーカーのstep前、不動産屋の隣です。
どうぞご贔屓に。

さて。
読書大好き糞野郎の僕は、この一週間で
何冊かの本を読んだのですがなかでも印象に残った
ものをひとつ。

それは清水潔氏による
殺人犯はそこにいる
〜隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件〜
です。
毎度お馴染み勝谷誠彦さんがメルマガで激推ししてたので
読んでみたのですが、これが面白すぎた。
こないだ読んだ尼崎の連続殺人事件本もかなり面白かったですが
なんのなんのこちらも負けていません。
読み応え十分です。

まず事件については僕がとやかく語ってもしゃーないので
はしょりますが、何が良いって著者、
清水潔さんのジャーナリスト魂ってやつが
どろどろと噴出されている点ではないか、と思います。

誤解を恐れずいいますと、これはもはや狂気です。
確かに、読めば読むほど日本の警察組織の腐敗ぶりは
目も当てられない程です。
完全に崩壊している。

よくここまで、一般市民を追い詰めた連中が
のうのうと名もなき民として暮らしているなぁ、、と
呆れるばかり。
そしてこの冤罪というものが、決して他人事ではなく
誰しも巻き込まれる可能性があるのだ、という事実に愕然とします。
つまりゴキブリの理論なのですよ。

今回、たまたまこの事件に関しては清水氏などの活躍もあり
容疑者無罪となっただけで、僕たちの知らない、
闇に葬られた冤罪事件はゴロゴロあるに違いないのです。
これマジで。 
もうホラーですよこんなん。
いくら気をつけてても防ぎようないもん、災害ですよ。
どうしようもない。
ただ警察組織や国、いわゆる公権力が全て悪いってまでは
僕はどうしても思えませんでした。
ええかっこしてるのかも知れませんが。

なぜならこういう、いわゆる組織の中で生きている人なら
誰しもが大なり小なり
この本に出てきたあちら側(警察やその他裁く側)
のような行動をするだろう、と考えるからです。
結局、普通の人なんですよ。
一番大切なのは自分。
だからどこかに隠れる所があるならばプライドも何もかも捨て、
そこに隠れたい、逃げ込みたい、、、
と思うのが人間なんじゃないでしょうか。
それは生き物としては当然の防衛本能の筈です。

だが、しかし。
ここでひとつ、立ち止まってみたい。
人が動物と違う点は何か。
笑うこと、、、、?泣くこと、、?
確かにそういう言い方もできるでしょう。
僕個人は動物も笑うし泣くと思っていますが。
僕が思う人、主に現代人と動物の違いは職業を持つ、
ということです。

動物は動物のままでいい。
この論でいうと無職の方は僕から言わせますと動物って
事になります。
いや全然批難はしません。
人によって事情は色々ですしそもそも生き物であるんですから。
なんら変わりはない。

しかし人は。
何の因果か職業、
生業を持って生きていくという道を選びました。
仕方ない。
生き物として生きていくには不自由だが、
人間という生き物の効率を考えてそれを選んだのですから。

ちょっと話が観念的になってまいりましたので、
ただでさえ誰も読まないこのブログが更に読み手を失う結果に
なりましょう。
そろそろマトメたい。

職業意識とはなんぞや。
それはそう。
NHKの番組やないですが
プロフェッショナル〜仕事の流儀〜ってやつでしょう。
プロ意識ですよ。
いや、プロなぞと誤魔化しの横文字を使うから
戦後日本人は覚悟を捨ててしまったのだ。
日本語で言おう。
玄人、職人。

これが一番、
そうここ一番で問われるし、
その時あなたはどうするのか、という話なんです。
つまりこの本に登場した警察、検事、裁判官、科警研、マスコミ、、
全ての人が普通の人で職業人じゃなかったってことです。
そしてそれは冤罪被害を受けた方もおそらく、、、
圧倒的に普通の人だった、、、そう思ったりもします。
特に詳細に被害者の性格や日頃の生活が詳細に綴られているこの本を
読んでいる限り。
僕も同類です。
何にせよ、ここが勝負の決め所という瞬間は誰しもに訪れるモノ。
その時に踏ん張って、なんとか生業に忠実な選択をしたいものです。
そしてそれは時に著者のような狂気、、、いやいいすぎか。
熱を持つことが大切である、と思うのです。

長くなりました、申し訳ございません。
ただ僕なりにこれから解決策といいますか、
まず世間の皆様に
自覚していただきたいと思うことをひとつ。
心の叫びです。


人は誰しも間違いをおかす。だからこそ生き物なのだ。


以上です。
よろしくお願い致します。
真犯人は今も普通に暮らしている。
事件の解決を望みます。