ガメラ対ギャオスはみましたか?

小学生の時。
八尾から奈良に引っ越しが決まり
クラスのみんなが
贈る言葉をくれたのでした。

その中で一番覚えているのがそれなんです。
全文は確か、

やまだくんむこうにいってもなかよくしよう。
大晦日にやっていたガメラ対ギャオスはみましたか?

だったと思います。
怪獣映画が好きでよく怪獣の話をしていた友達でした。
僕らはだんぜん、ゴジラよりガメラ派だったんです。
ガメラは正義の味方感が強かった。
特に子供の味方。

ルックスもゴジラより可愛いし。
だって亀ですからね。
亀かってゴジラって名前つけていました。
懐かしい。

そんなわけで。
ゴジラ、観てきましたよ。
ガメラじゃないです、ゴジラです。

いやぁ凄い迫力でした。
正直、ストーリーは些か強引だし
もっと言うと今一つなんですよ。

でもやっぱ何がすごいって派手さね。
こういうのやらしたら日本なんてかなわないんだから、
寄生獣とかルパン三世とか宣伝でさんざんみせられれば
みせられるだけ恥ずかしくなる。

こないだの27時間テレビのスマップの宣伝みたい。
とにかくオサムイ演出のオンパレード。
もうやめて、本当に。
もっと日本らしいアプローチあるはずですよ。
、、そう思ってしまうんです。

それほどやっぱゴジラは最強にエンタメしてました。
アメリカにはかなわねぇ!って感じ。
悔しいけどね。

もっと原点みつめなおせよってなりましたよ日本人。
これ、アメリカだとゴジラが出てきたら拍手がおこるらしい
じゃないですか!

さもありなん、ですよ。
もう全身ふるえたよ出てきた時。
プロレス、よく知らないけどプロレスみてるみたいな感覚ですよ。
もっと広い意味でいうと格闘技?に近いのかな。

うをぉーってなるんです。
そりゃあもう、、痺れるよ。
結局、あの主役の人も完全にいいもんにみえないのが
いいよねやっぱ。

こりゃハマるね。
完全に。
じわじわみせるんですね格闘シーン。
で終盤にガツンと、もってくる!

もう、、上がったのなんの。
後半興奮しっぱなしでしたよ。

で。
後よかったのは客層ね。
まさに老若男女。
お年寄り夫婦から親子連れ。
若い子に僕のようなおっさん。

みんなそれぞれのゴジラ感を持ってる。
僕の父くらいのスーツ姿のおじさんが新聞片手に席につく。
たぶんこの人は一作目公開当時、少年だったんだろうな、、、
すると何だか少年にみえてくる。

上映が終わって小学3年生くらいの女の子と6年生くらいの
男の子、そして母親。
「おもしろかったねぇ。」
「ゴジラすごいおっきかったねぇ」

なんて話してる。
いやぁ、、いいなぁ。
きっとこれから続編も作られるだろうけど
この子たちはこのゴジラとともに育ってくんだろうな、、
なんて。
ひとりよがりな感傷で涙腺までゆるんでしまう。

PG指定がない、のもいい。
よくできたね。
それでここまで見応えあるものになるなんて。
でも大事ですよね。
やっぱ。

僕自身は子供には残虐なものとか眉をしかめるようなもの、
みせた方が絶対にいい、と思ってるタイプなんですが
現代の状況を考えると、この映画は
そういうシーンなくしたからこそ
子供たちがみれたわけで。

あぁ、、こうなると絶対
ガメラこそみたいなぁ。
でもけっこう、
今回のゴジラはガメラでしたけどね。