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「カントリー・ガールズは家族みたいなもの・・・」
言葉がつまり、肩を震わせる船木結を見た時、

これまで彼女らが、守ってきたものが
壊れていったような気がしました。

ーアイドルは笑顔を届けるのが仕事。
どんな時も決して涙を見せてはいけないー

嗣永桃子の残した言葉です。
良くも悪くも彼女はプロで、どんな時でも徹底してタレントでした。

芸能界は、おそらく20年くらい前から徐々に、
素をさらけだしている(ように見える)人が、

面白がられるようになってきていて、
実はその事自体は、上岡龍太郎が早い段階で指摘していました。

加えて、だから自分はもう未練がない、身を引くんだと、
鮮やかに去っていったんですけれど。

一周回って嗣永桃子は「アイドル」の皮を被り、
素を見せないで、売れる事に成功しました。

これは、彼女が芸能界でやっていくための血肉となり、
カントリー・ガールズへ受け継がれていきます。

後輩たちは、見事にそれを守りやってきました。
そりゃもちろん、手放しで褒められるような出来では

無かったし、正直なとこ桃子の達者な部分まで真似たのに
誰一人としてセンスは、無かったです。

カントリー劇場という言葉が、ヲタク達の間で
言われていたように、

お寒いのが、面白いでしょ?という
実にアイドルらしい、ユルい許しの中で、

しかし彼女らは彼女らなりに、精一杯演じていました。
そして僕は、それが大好きでした。

何より可愛かった。
人前で、妙な紙芝居なんてやる身でもある中、

やり切ればどうにかなるんだ、という事さえ
教えてもらった気がします。

とにかく、彼女らが徹底して守り抜いていた
素の姿を見せないでいるスタイルは、

実にオールドスクールなアイドル感だったはずなのに、
今や一番、フレッシュにうつるくらいになっていたんです。

アイドル戦国時代かなんだか、
とにかく一生懸命、ガムシャラにやる事が素晴らしく、

そしてそのありのままをさらけ出す事が、
支持を得る要素の一つに、なってしまった世界で、

ふうわり、ゆるく、
宙に浮いてるようなカントリー・ガールズの、

なんとカッコよかった事か。
稲場愛香さんが、突然居なくなった時。

忘れもしない、Zeppダイバーシティでのライブで。
彼女らは何も語らなかったんです。

当時はそりゃ不満爆発ですよ、
何で言わんねん、と。こっちは真相を知りたいんや。

シレッと、いつもと同じカントリー劇場を、
繰り広げるメンバーを観て、お金返せくらい思いました。

でもそれは、当たり前で
カントリー・ガールズはそういうグループでは無かったんです。

嗣永桃子が、辞める時になって、
ようやく僕はそれに気づきました。

そして思ったんです、これこそがアイドルだ。
でも遅い、遅すぎました。

ーアイドルは笑顔を届けるのが仕事。
どんな時も決して涙を見せてはならないー

昨日、
船木結がしやくり上げるように涙し、

続いてそのまま梁川、小関、森戸、山木、、と
挨拶は続きました。

そんなアイドル、
カントリー・ガールズが確かに、泣いていました。

それでも森戸は気丈に振る舞い、
小関をフォローし、なんと立派な挨拶をしました。

その姿は、まるで、、、モーニング娘。でした。
悔しいけれど、

カントリー・ガールズ森戸知沙希の姿は、
霞むほどにしか見えなくなっていて、

皮肉なものでそれが一番、嗣永桃子が残したもの、
カントリー・ガールズのポリシーを

受け継いでいるようにも、見えて。
途端に僕は、とても寂しくなりました。

もう、、、この子達は成長してしまっている。
またしても、気づくのが遅かった、、、、。

ーアイドルは笑顔を届けるのは仕事。
どんな時も決して涙を見せてはならないー

カッコいいなぁ!おい!
そんなん僕、無理!

やなみん、ハロプロ辞めても
あんたならきっと何でも出来る!