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古くからの馴染みである
おざわよしひさという男が

5月15日、ついに絵本を出版します。
おめでとう!やった!

せっかくなので売れて欲しいです。
僕は当然、買います。

たぶんコンペに出して入賞したやつの焼き直し、
そんな気がしてまして、

あれ面白かったから、内容はきっと間違いないです。
絵本作家になりたくて、

東京に来た身として、
仲間の活躍は素直に嬉しいもので

もうすでに売れっ子として活躍の人もいれば
こうやって時を経てデビューするものもいる。

縁というのはつくづく不思議だな、
と思いますけども未だに僕は一冊も出版できていなので

それに対しては、ただ頑張らなあかん。
そろそろコンペの締め切りも迫ってまいりまして

早い事仕上げたい作品が一つあるんです。
何をのんびりと、ハロプロ見て過ごしてるんやろうか。

とりあえずトラックドライバーという新作の紙芝居は
出来ましたのでしばらくは絵本にかかりっきりに

なれればいいな、と考えているんですが
生来の怠け癖が抜けずだらだらと過ごしております。

路上紙芝居に街へ出ては見たものの、
急に冷え込んだせいか誰一人として足を止めてくれず

仕方ないので下ネタ連呼していました。
セックスオナニーセックスオナニー、と大声出して

叫んでいると人はひっかかるようで、
ちらりと一瞥くれ

そのまま通り過ぎる。
胸に吹き荒む虚しさを意識しながら、

注目される、知ってもらうとはどういう事かを考えていました。
そうなんです、僕はまったく売れていません。

紙芝居乞食と名乗っていますけど当然で、
自己表現によって手にするお金は幾ばくかで、

生活の殆どを訪問介護で賄っています。
何なら絵を描く道具の金だってここから出している。

インターネットのおかげで、
やってる事が可視化されているので何とか自分は表現者として

振舞えていますが、それは実は誰でもすぐに出来る事で
思った瞬間発信すれば、

地下漫才師だって名乗れます。
だがその後、認知してもらうのが大変なわけで。

手を変え品を変えやってみても広がらない、
けれど手を変え品を変え広げていくしかない。

ようやく少し広がって掴みかけたかな、と
思ったら次は悩みのモードに入ります。

つまり今自分のやってるのは、
本当にやりたかった事なのかい、、、と。

けれどもこれはいくら考えても意味ない、
少し違う段階にいったら起こる状況の変化に、

慌てふためき戸惑っているだけです。
何も考えずただ目の前に迫ってくる状況に

対処し続けるしかない。
そうして積み重なったものが、数年たって思わぬ形で

返ってくるのを期待するんです。
そういう全てを呑み込んだ上で、本当に自分がしたい事を

見失わずにいなければいいんでしょう。
つい先日、僕と同い年でめっちゃちゃんとしてる

イチローという人が野球辞める会見をしました。
確か30歳くらいの頃は、彼と僕の間にある絶望的なまでの

差に尻込みして笑うしかなかったんですが、
この歳になるとそんなもん通り越してしもて、

諦めしか生まれません。
彼とは違う人種。

当たり前なんだけどきっと以前はどこかで、
自分もまだやれると思っていたんじゃないでしょうか。

きれいさっぱり無くなりましたよ。
人は人、自分は自分。

だからといって腐ってるわけでなく、
僕は自分の表現活動をやめないし、できるなら

これまでお世話になりまくった人達へ恩返しがしたい。
なのでお願いですから売れて下さい自分。